今回はSteve Vaiさんの動画を見て奏法に注視してみました。

では前回にも言いました通りSteve Vaiさんを見てみたいと思います。

前回は指やギター自体の角度と、面や辺として指のフォームに角度を組むと倍音などが変化するギターサウンドが現れる事を取り上げました。

 

エディーヴァンヘーレンさんは左人差し指の関節から鋭角気味な角度を組み入れてのリフが多い事や

マイケルシェンカーさんは45度の様な指の並びの角度やそこから手の平をネックから離し広げてワウ効果が掛った様な音を出すフィンガリングを上げてみました。

 

今回はVaiさんの動画を見て書いてみたいと思います。

 

ところで前回にお聞きしましたいかにもアマチュアな音ってどんなものかイメージして頂けましたでしょうか?

 

僕は思うに右手では手の甲から丸く振るピッキングにリズムが曖昧な擦り音と成ってしまう事や左手の指が特に人差し指が丸みを持ちそれが柔らかい音と言うより不安定な状態と感じる中途半端な「指の鳴り」が入るサウンドではないかと思います。

当然上げたらきりがありませんが・・

そんなカッチリと出来るかよ!とお叱り受けそうですね。

 

ただ「柔らかなサウンド」弾いてみてと表現を意識する様な音を注文されればどうでしょう?

こう成ると「柔らかさ?」と両手整えません?

そしてイメージしたストロークピッキングを仕込みませんか?

 

と成ると自然体に弾いていた曖昧さから意図して柔らかな丸みやなだらかさを組みますよね。

 

もしリフかメロかコード進行でかめちゃカッコイイのが頭にあれば

カッチリした作品にしましょう!しっかりとしたリズムで決めちゃいましょう!と

言われればその様なイメージに向けてプレイ頑張っちゃいますよね。

 

 

ところで

 

皆さんは雑誌や教則本見ながら一杯練習して来てこんなものかな?こんなもんだろう。

イケてる!イケてる!とOKに判断されて次々と曲を熟して来てイイ感じに

それが馴染んで現状が出来ているのではないかなと思います。

皆そんな感じですよね。

そして教室などに入って指導受けた人はそこでのスタイルで更にと整えてる。

 

 

 

ところでいかにもアマな音って感じのモヤっとした輪郭の締まりが薄い曖昧な音。

中途半端な指の形状とピッキング

これプロの演奏をも意識すればそこそこ入ってます。緩やかで柔らかい表現の音ではなく中途半端な指の状態に成ってしまった締まりがない音。

 

誰にでも入る事を小姑感覚で突っつく様に細かく言ってるのではなく世界的トッププロのプレイを見てて特にこれがSteve Vaiさんにはほとんど感じられないと気付いたんです。

この事に気付いてからどんどん見えて行った事をこのブログで伝えたいのです。

 

それが見えて来ると日本ではかなりのプロもやってないと分かりました。

これ特別な事だと思い有料ブログとさせて貰いました。

皆さんは音楽は自由だと個人管理で演奏されてると思いますが海外のプロは殆ど管理されてる様に思えます。

米国では

プロとしてレコーディングするに当たってと事務所管理でか曖昧な音に成らない様にと前以て教わってると思います。

海外のアマはそこは気付いていないみたいで日本の皆さんと同じく自然体で自由に弾いていると思います。

 

今回はVaiさんを捉えて思った事を書きます。

 

興味湧かれた方。是非ともどうぞ。

 

 

前回は三角定規を例えに使って簡単にですが倍音成分のコントロールや音像の変化を書きました。

 

皆さんに、例えればチョーキングを数回行うとするとメインのチョーキングに行く前の前置きのチョーキングを正確に半音や全音ピッタリにまで上げないですよね?

上げようと判断したら上がるでしょうが。

チューニングってピッタリって空気が澄む様に振動が納まるじゃないですか。

それを盛り上げて行く前置き部分でピタッと合わせたら?

ドミナントモーションな感じに収まる様に成っちゃうじゃないですか。

だからとかなり中途半端な所でだと聴き手はダラける。

 

ピッタリに行きそうで行きつかない所で止め決めるチョーキングを前置きに置いて

メインのチョーキングでは音階にピッタリを入れるも一旦オーバさせてブライト感が有る倍音粋に上げ届かせてからピタッと位置に収めるとかピタッと位置に匂わせて少し下で終わらせるかと組まれると思います。

この時どれ位?って上げる度合いを耳だけじゃなく数字的感覚で分割していると細かく表現できますよね。

この様な事がVaiさんには多いんです。

 

 

今回はSteve Vaiさんを見たいと思ます。

 

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